子どもに突然高熱が出たらどうすればいい?
すぐに病院にいく必要がある?
高熱はただの風邪であるうのが大半ですが、子どもの様子を見ていてまだ元気があるようなら、緊急性の高い小児疾患ではありません。
余り無理をさせないように寝かせつつ、必要に応じて常備薬を与えたりしっかり栄養補給と水分摂取を心がけていれば、1~2日で熱は低くなるでしょう。
元気に動きまわっている間に風邪をこじらせて治ったはずのものが悪化するおそれもあるので、日中は外に出たり遊びたがってもおとなしくさせていてください。
3日以上続く高熱は危険信号!
1~2日経っても熱が下る気配がなく、3日を過ぎても高熱が維持されたままなら、何らかの感染症の疑いが強くなります。
3日目が明けたらすぐにでも病院に連れて行くのを推奨します。
病院に行く前には、熱以外にも子どもが気になる症状を示していないかをチェックし、医者にスムーズに説明できるようにしておくと診断も早く進められます。
具体的に体温は何度くらいを前後しているのか、熱に大きな変動はあるのかといった小さなことでも、正確な診断に役立てられます。
高い熱への一時的な対処のしかた
真夜中だったり病院にすぐには連れていけない時に子供が高熱を発症してしまったら、適宜い解熱剤を使用して苦しさを軽減してあげましょう。
小さな子供に一時的とはいえ薬を使用するのにためらいのある親も多いですが、少しでもつらさを軽くして体力を維持し、安静でいられることのほうが優先されます。
もし熱のせいで食欲が少ない時でも、水分だけはしっかり摂らせてあげてください。
頭がいたいようなら氷まくらを使ったり、発刊や嘔吐、下痢がひどいときには、スプーン一杯程度の水を少量ずつ慎重に与えましょう。
焦らずに基本的に安静に休ませたり、水分補給を欠かさなければ多くの高熱は深刻な問題ではありません。
しかし、いつもの風邪だと思い込んで油断していると、危険な感染症が進行していく万が一の可能性も常に忘れないでいるべきです。
高熱はよくある症状だからこそ、いつもの様子との違いに敏感になっていなければ、熱が下がるまで完全に安心はできません。
素人だけでは正確な判断はできないので、3日経っても熱が良くならなければ病院に連れて行くのが原則です。