小児科疾患 咳が止まらない

夜中の咳が止まらない時の対策

高熱や頭痛といった症状がなければまず風邪やインフルエンザ、感染症のリスクは除外されます。それでも万が一深刻な病気のサインだったら・・・と疑い始めると、親のほうも眠れなくなると思います。

 

咳自体は大したことがなくても、慢性的に継続していると睡眠不足になり、結果的に体調を崩しやすくなるので早めに対策をうちましょう。

 

「さっきまでは普通にしていたのに、突然咳が!」と原因不明の事態に見舞われると、どんな親でも慌ててもおかしくありません。
原因がわからなくても、まずは咳の応急処置をすぐに実践してみましょう。

 

長引く夜咳を軽くする方法

 

子どもの突然の咳は夜中に起こるのが大半です。その理由は、副交感神経が活発になる夜中には、気道が鼻水や痰をスムーズに切る作用も低下してしまうからです。

 

夜中に突発的な咳が出始めたら、できれば加湿器を用意しておき湿度を高める工夫をして、部屋の温度も温かく保ちましょう。

 

部屋の空気が快適な湿度と温度で満たされることによって、喉頭の湿潤状態が保たれ、乾燥によるイガイガ感や空咳といった不快症状はだいぶ楽になります。

 

あとは、寝る前にマスクを付けさせてハウスダストや空気の乾燥からこどもの喉を事前に保護しておくのも、とても効果があります。
もちろん、子どもの就寝部屋は埃や塵が舞わないように毎日掃除をしておいたり、布団は定期的に干すといった日頃のこまめさも欠かせません。

 

マスクを付けるのを嫌がるようなら、マスクの種類や柄を変えてみてください。
子供向けの柄物マスクだとむしろ喜んだり、サイズが肌触りが適度に合っていれば寝ている間の違和感もないので熟睡を妨げません。

 

苦しそうな咳を鎮めるには?

 

咳のせいで子どもがつらそうにしていたら、上体を起こさせて気道の広がりを十分に確保させる姿勢をとらせるのが、緊急の処置として有効です。

 

寝ている間にも常に上半身を起こし気味の体勢を維持できるように、マットの高さを調節しておくのもおすすめです。
頭から背中にかけてクッションや厚みのあるタオルで支えてあげるのが簡単な工夫になります。

 

それでも毎晩のように、咳で子どもが眠れない夜が続いたら、小児科疾患専門の医師にかかって早く原因を突き止めましょう。

 

ただの咳と言っても毎日続くと子供の体力もどんどん衰弱していくので、その他の症状がなかったとしても早急に受診させなければなりません。